★土曜日午後は診療しておりません。★★2024年6月より土曜 第2.3.5週 小林医師
第1週 小林医師or許斐(このみ)医師
第4週 許斐医師 となります。
★★☆☆10月より金曜日午後は 杉浦(すぎうら) 医師 となります。
- 2024年11月27日更新
- ★☆☆★暮正月休みのお知らせ 12月27日(金)午前まで診療します。1月6日(月)より診療開始します。
- 2024年10月7日更新 10月9日一部改稿
- 前回のtopicの内容を新しい知見を加えてまとめなおしました。 証明されている事項ではありませんが、経験上 こうに違いない と考えています。 現在、院長外来はこの考えを元に診療を行なっていますので興味のある方は一読ください。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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8:40~11:40 | 赤坂 | 赤坂 | × | 赤坂 | 赤坂 | 小林・許斐 |
14:40~17:40 | 山元 | 渡辺 | × | 大橋 | 杉浦 | × |
※診療開始は 午前9:00~ 午後 15:00~
★土曜日午後の診療は終了しました。
こんにちは、赤坂整形外科院長の赤坂嘉久(よしひさ)です。
慶應義塾大学医学部を1983年に卒業後、整形外科を専攻し、1999年に開業しました。
その間、多くの方にいらしていただいて、大変ありがたく感じております。と同時にできるだけ多くの方を診るように、努力、工夫をしてまいりました。
一人の方に多くの時間をかけるのではなく、多数の方に短時間で有効な治療を行うように心がけております。
わかってきたこと、今考えていることを TOPICS で述べてゆきます。
痛みや怪我が治らずに続く方は、自律神経の緊張している状態が長く持続しています。イライラ、不安、恐怖、あるいは痛みを感じても自律神経は緊張します。
自律神経は緊張すると筋肉の血流を上げ、痛みを抑えて身体を動き易くするようにしますが、長く続いたり動かないでいると、筋肉は収縮したままになって血流は悪くなり、痛みを抑える神経(人には痛みを感じるとそれを抑えるように働く神経があります)の働きも悪くなり、逆に痛みを強く感じるようになって治らなくなります。
自律神経が緊張して筋肉の収縮=緊張が持続することは、背骨や関節の圧力を高めて負荷になり治りが悪くなると同時に筋肉も硬くなり背骨や関節の動きも悪くなります。その上動かすと筋肉に力が入ったり引っ張られたりするので筋肉自体に強い痛みを感じて、ますます動かさないようになります。そうなると自律神経の緊張もそのまま持続します。
→筋肉の緊張が続くと治りが悪くなる です。
(筋肉の痛みを感じる神経は、筋肉を包む筋膜と中を通る血管に来ているので、筋膜を注射や手技でゆるめたり、圧迫されている血管を拡げて緩める注射が効きます。)
この自律神経の緊張を緩める=リラックスさせるには、通常 寝れば良い のですが、緊張が続いていると緩まなくなります。日常生活の中でリラックスすることも難しい状況です。
そこで、この自律神経の緊張状態を改善する一番早い方法は、さらに自律神経を短時間緊張させて 休ませること を繰り返すこと と考えます。
痛みを取る には、痛い方向に思い切ってうごかし、休む の繰り返しです。痛い=自律神経の緊張 休む=自律神経を緩める の繰り返しです。特に 休む が大事です。
つまり、緊張、リラックスを比較的短時間で繰り返すこと が一番良い と考えています。
実際の治療法は
温めて冷やす を繰り返す。 温めることは自律神経を緩めることで、冷やすことは自律神経を緊張させます。温冷浴がこの治療です。
電流を流して筋肉を収縮させる=自律神経を緊張させます 電流を休止して筋肉を緩める=自律神経を緩める この繰り返しが筋肉を鍛えるEMS治療で、痛みも動きも改善します。
腰や首を引っ張る=自律神経を緊張させ、引っ張りを緩めると自律神経が緩みます。この繰り返しが牽引(けんいん)治療です。
マッサージ、鍼灸、ストレッチも行っている間は自律神経が緊張しますので、休んで自律神経を緩めること がより大事になります。→圧迫あるいは揉んで、緩めて休む の繰り返し のやり方なら OKのはずです。
薬の治療は
精神的不安などで自律神経が緊張している状態を改善するには、サインバルタの内服が一番効果があるようです。
精神的な関与が少ない自律神経の緊張を改善するには、ステロイド、強力ネオミノファーゲン、ノイロトロピン などの注射が効果があります。
筋肉の緊張を取る方法は、筋膜へのブロック注射=トリガーポイント注射 血管を拡げる作用の静脈注射などが効果があります。
注射の治療は痛いので自律神経は緊張します。その後ゆっくり休んで自律神経の緊張を緩めることが大事です。
★少ないですが、自律神経が緊張し過ぎている方は、どの治療でも治療後にリラックスできずに自律神経がさらに緊張してそのままになり、逆に痛みが辛くなることがあり得る ので注意が必要です。
★★緊張の後 必ずリラックスする ことが大事です。
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